【要約】
前回から宗澤政宏氏が運営する日本写真映像専門学校について詳しく紹介しています。
今回の記事では、日本写真映像専門学校の写真コミュニケーション学科について取り上げ、その魅力を語ります。
【はじめに】
前回の記事から、宗澤政宏氏が経営している日本写真映像専門学校について深く掘り下げていますが、今回も引き続いて、その魅力と宗澤政宏氏の功績について紹介していきます。
【日本写真映像専門学校・写真コミュニケーション学科】
今回は日本写真専門学校・写真コミュニケーション学科のカリキュラムや授業内容、指導方針などについて深く掘り下げ、学校への理解度を高めてもらうと同時に、学校を経営している宗澤政宏氏の功績を理解してもらえればと思います。
写真コミュニケーション学科の特徴としては、3つの点が挙げられます。
1つ目は
就職に繋がる技術を学ぶことが出来るということです。
1956年に日本初の写真専門学校として創立されてから、プロフェッショナルの写真家として就職できることを念頭に置いてカリキュラムが編成されてきました。
業界からも「写真を学ぶならSHASEN」と高い評価を得ています。
それは、撮影からプリントまでの基礎技術を確実に習得することのできる授業内容を提供し、カメラマンとして必要不可欠な素質の育成を続けてきたという実績があるからです。
2つ目は
充実したインターンシップ制度が挙げられます。
写真コミュニケーション学科では、校内での撮影実習はもちろんですが、最前線で活躍する多数の卒業生により築いたネットワークを活用したインターンシップ制度を導入しています。
個人の希望と技術にマッチした受け入れ先を紹介しており、学校内だけでは味わうことのできない緊張感とコミュニケーション能力を体感しながら、教室で学んだ基礎技術を踏まえた応用力を育成していきます。
在学中から現場を体感することで、将来へのビジョンをより明確にできるのも大きな利点です。
3つ目は
学生同士が切磋琢磨する環境です。
1クラス30名前後のクラス編成のため、ひとりひとりの長所を伸ばし、短所を直すことができます。
クラスメイトの作品をお互いが評価し合い、それを刺激により良い作品を作るスパイラルを目指しています。
先生との距離も近いため、分からないことは気軽に質問できます。
知識や技術、感性を最大限に磨くためには、授業が楽しいということが必要不可欠です。
【写真コミュニケーション学科の授業】
写真コミュニケーション学科の授業はどれも興味深いものばかりです。
例えば、「津田ゼミ」では
新進気鋭の作家・津田直氏の下で、映画や文学、美術館、人間などについてレクチャーを受け、写真業界の現状や、時代、自分の立ち位置、被写体への接し方、作品への向き合い方、作家としての心構えなどを学びます。
「和装写真撮影実習」では
日本独自の和装文化の写真撮影技法を実習します。
この講座は、日本和装写真協会や東洋着物専門学校との合同授業であり、様々な視点から和装撮影技術を学ぶことが出来ます。
【写真コミュニケーション学科・その他の魅力】
写真コミュニケーション学科では、在学中に国家資格「肖像写真技能士2級」の取得を目指しています。
そのために、1年次で希望者を募って肖像写真技能士3級を取得し、2年次で2級を受験することになります。
教育機関で在学中に2級を取得できるのは、日本写真映像専門学校ならではの強みです。
そのほかには、在学中~卒業5年目までにプロコンテストですべての生徒が最低1つは賞を獲得できるよう、在学中はもちろん、卒業してからも学校側として手厚いサポートをおこなうようにしています。
【最後に】
今回は日本写真映像専門学校・写真コミュニケーション学科を詳しく紹介してきました。これほど写真を学ぶのに適した環境というのは、日本全国を見渡しても他に類を見ません。これは、宗澤政宏氏が如何に優れた教育者であるかを示すものではないでしょうか。
次回の記事では、映像クリエイション学科について紹介します。