【要約】
前回、前々回に引き続いて、宗澤政宏氏が関わっている近畿測量専門学校について特集していきます。
【はじめに】
過去2回の記事で、近畿測量専門学校に設置されている2つの学科と、そのカリキュラム内容などを紹介してきました。
今回も引き続いて、近畿測量専門学校について特集します。
近畿測量専門学校は、学生が資格や検定を取得できるように手厚いサポートを施しています。以下、その具体例を挙げていきます。
【測量士補】
測量士補は、測量士が作成した測量計画に基づいて、測量作業をおこなう技術者です。
国・地方自治体が発注する測量作業をおこなうためには、有資格者でなければなりません。近畿測量専門学校は、卒業と同時(国家試験免除)に測量士補を取得することができます。
【測量士】
測量士は、土木・建設工事の基礎となる土地の測量や境界などを計測する測量計画を立てて、実施する技術者です。
国・地方自治体が発注する測量業務をおこなうためには、有資格者でなければなりません。
近畿測量専門学校を卒業し、2年の実務経験を積めば、国家試験を受けることなく測量士になることができます。
測量専門学科なら、大学・短期大学卒業と比べていち早く測量士になることができます。また、入学前に所定の実務経験があれば、卒業と同時に測量士になることができます。
【土地家屋調査士】
土地家屋調査士は、土地や建物の所有者にかわって土地や建物の調査・測量をおこない、不動産登記に関する申請手続きをおこなう測量と不動産に関する登記の専門家です。
測量士・測量士補を取得していれば、国家試験で測量部門筆記試験が免除されます。
【補償業務管理士】
補償業務管理士とは、公共事業に必要な土地等の取得または使用にともなう損失の補償またはこれらに関連する業務に携わる専門家のことです。
情報測量学科では、一般社団法人日本補償コンサルタント協会の協力により、科目「公共補償」を設けています。
この科目の単位取得者は、卒業7年間、専門科目(土地調査部門)の研修が免除されます。
【小型車両系建設機械】
小型車両系建設機械とは、ブルドーザー、トラクターショベルや油圧ショベルなどの機体重量が3トン未満の車両系建設機械のことです。
近畿測量専門学校では、キャタピラー教習所株式会社の協力により、小型車両系建設機械の特別教育をおこなっています。
【ITパスポート】
ITパスポートとは、情報系国家資格のひとつで、情報技術が進んだ現代社会において、必要な基礎的能力を有していることを証明する資格です。
近畿測量専門学校では、科目「情報処理」の講義内容の一部に取り入れています。また、資格取得にむけた特別講座を設けています。
【CAD利用技術者】
CAD利用技術者とは、CADを利用した技術の明確化を目的として、一定水準に達している受験者に対しての評価・認定をおこなう制度です。
近畿測量専門学校では、CAD利用技術者2級の資格取得にむけた特別講座を設けています。また、近畿測量専門学校は、主催者認定会場です。
【ビジネス能力検定(ジョブパス)】
ビジネス能力検定“ジョブパス”とは、就職を目指す学生を対象に、業種職種を問わず仕事に必要な基礎能力を評価する検定試験です。
近畿測量専門学校では、3級資格取得にむけた特別講座を設けています。
【最後に】
このように、近畿測量専門学校に通うことで、数多くの資格を有利に取得することができます。
この成果あって、近畿測量専門学校を平成25年に卒業した学生の就職率は100%に達しました。
昨今の景気状況にも関わらず、これだけ素晴らしい就職率を達成できたのは、近畿測量専門学校の優れた講義のおかげであり、また宗澤政宏氏が優れた指導力を発揮したからにほかなりません。