宗澤政宏がお届けする、社会貢献に関する紹介

近畿測量専門学校⑦

【要約】

ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏は、学校の経営者でもあります。近畿測量専門学校は測量士を養成する機関なのですが、学校内に留まらず、出張講座として各地の学校に行ってその技術を伝えています。

 

【はじめに】

宗澤政宏氏はダイヤモンドソサエティなどホテル経営を行っている会社の代表です。それでいてかつ、近畿測量専門学校にも深く関わっており、世に測量の技術を持った人材を羽ばたかせております。また、その技術を学校内だけではなく、出張出前講座として、測量実習講習会や測量士・測量士補国家試験対策講習会を行っています。

しかも、出張講習にかかる費用は無料で行っており、土木科・農業土木科に限らず普通科や理数科でも、わかりやすく職業体験ができる講習メニューを行い、広く測量に興味が湧くように活動を行っております。

 

【近畿測量専門学校の出張講座】

近畿測量専門学校はなんと無料で、各地の高等学校などを中心に講座を開いております。平成30年の1月23日には、兵庫県立上郡高校においては、高校カリキュラムの一環で、農業土木科 2年のみなさんへ、写真測量実習を行いました。また、平成29年12月26日には、愛媛県立西条農業高校にて環境工学科 1・2年のみなさんへ、運動場を使ってドローンの操縦体験を行いました。また、平成29年12月14日・15日の2日間にわたり、岡山県立高松農業高校の農業土木科の全学年のみなさんに実習を行い、1年のみなさんには、トータルステーション実習、2年のみなさんには、GNSS測量機を用いた基準点測量実習、3年のみなさんには、電子レベルを用いた水準測量実習など学年に合わせた様々な技術を伝え、将来の測量士への種まきともいえる活動を行っております。平成29年11月6日には、奈良県立青翔高校において、カリキュラムの「スーパーアナライズ数学」の一環で、数学が生活に密着していることを体験することを目的にした測量実習を 1年のみなさんに行いました、トータルステーションを用いて、角度と距離を観測し、余弦定理を用いて対辺の長さと三角形の面積を求めることに挑戦いたしました。

 

【出張講座の成果】

この出張講座は様々な形で反響を呼び、京都府立鴨沂高校での取り組みが、高校発行の冊子「平成28年度鴨沂の京まなび」で紹介されました。また、平成29年、平成28年と行った兵庫県立農業高校での出張講座の様子が、ホームページに掲載されるなど、みなさんに喜んでもらえております。

 

【出張課題研究サポート】

近畿測量専門学校では、出張講座だけではなく、様々な講義やサポート活動も行なっており、平成29年11月13日、20日、23日の3日間において、福井県立武生工業高校にて課題研究サポートを行いました。これはカリキュラムの「課題研究」および学校行事「武工親子たいけん教室」の一環として、都市・建築科都市工学コース3年のみなさんで「ブラタケフ~旧北陸街道と越前国府の跡地を巡るツアー~」という興味深いプログラムを実践しました。福井県越前市の魅力を再発見するための文献調査を行い、地理情報システムの研究を踏まえたスマートフォンで見れるデジタル地図を作成するなど、測量の技術を応用した、実生活に役立つ技術をみなさんにお伝えいたしました。

 

【最後に】

近畿測量専門学校では、測量の技術を若い世代に伝え、明日の測量士を育てることに人力を尽くしております。それだけでなく、幅広く測量に興味を持ってもらうことで、国の道路作りなどインフラ整備の重要性、人の役に立つことなど改めて気付かされる事を伝えています。経営に深く関わっている宗澤政宏氏の理念に通じるところがあり、ますます近畿測量専門学校の輪が広がっていくことが今後期待されます。