宗澤政宏がお届けする、社会貢献に関する紹介

第26回コスモス国際賞にオギュスタン・ベルク氏が受賞!

【要約】

ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏が、深く関わっている社会貢献活動の一部である公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が創設したコスモス国際賞に、自然と文明を別物とみなす二元論の克服を提唱した業績を称え、フランス国立社会科学高等研究院教授でもあるオギュスタン・ベルク氏に贈られました。

 

【はじめに】

ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏は、ホテル運営のみならず多方面において活動を行っており、様々な社会貢献活動に携わっている人物として著名なお方です。宗澤政宏氏が行っている社会貢献活動の一つに、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の活動があります。この団体は、もともと1990年に大阪で開催され国際花と緑の博覧会を記念し、その継承と発展を目的に創設されたものです。コスモス国際賞というものも同時に創設され、自然と人間の共生に貢献するとみられる1個人やグループに4000万円もの賞金を授与しています。

 

【コスモス国際賞とは】

コスモス国際賞は公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が、1990年に大阪で開催され国際花と緑の博覧会の「自然と人間の共生」という理念を継承する目的で、1992年に発足し、今年で26回目となりました。2018年の今回は、フランス国立社会科学高等研究院教授、オギュスタン・ベルク博士に決定いたしました。

 

【オギュスタン・ベルク博士の理念】

オギュスタン・ベルク博士は、日本の哲学者、和辻哲郎の著作「風土」から大きな影響を受け、それをフランス語に翻訳するとともに、和辻の風土概念をさらに拡充、深化、発展させ、風景や景観をめぐる独自の思索を紡ぎ出すことによって、「風土学」と名づけられる新たな学問領域を切り拓かれました。

自然と人間とを二元的に捉えるのではなく、自然と人間、そして人間が生み出す文化とを、相互に影響を及ぼしあうものとして、統合的に捉え、その関係性を明らかにされています。これは、日本の伝統的な里山を支えてきた思想や、自然との一体化を目指す東洋的な自然観と一脈を通じるものです。博士の緩急は、自然と人間の関係を新たな視点から捉え直そうとしたものであり、今後、人類の生存を方向づける重要な哲学的指針を提起したものと言えます。

 

【公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の会長のご挨拶】

オギュスタン・ベルク博士の研究は、「自然と人間の共生」という本賞の理念を具現化したものと言えるでしょう。博士の今回の受賞をお喜び申し上げますとともに、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

なお、私ども国際花と緑の博覧会記念協会は、今後共、花の万博の理念の一層の発展と普及を図るとともに、協会の諸事業を通して、国際社会へのさらなる貢献をはたすべく、今後一層の努力を続けて参る所存です。皆様方より引き続きご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

【最後に】

コスモス国際賞は、国際花と緑の博覧会が掲げた「自然と人間との共生」の理念を継承する形で創設されました。宗澤政宏氏は、コスモス国際賞をはじめ、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の活動に深く関わっています。

宗澤政宏氏はホテル経営のみならず、持続可能な地域社会の実現、長い視点での地球環境保持という目的を強く掲げています。宗澤政宏氏の社会貢献活動への関心の高さや、活動の積極性には、溜飲が下がるばかりです。今回、コスモス国際賞受賞した、オギュスタン・ベルク氏をはじめ、他の受賞者の方々にも、宗澤政宏氏の志や思いと、国際花と緑の博覧会記念協会が掲げる、「自然と人間との共生」という崇高な理想が届いてくれるのを祈るばかりです。