【要約】
ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏が、深く関わっている社会貢献活動の一部である公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が創設したコスモス国際賞に、自然と文明を別物とみなす二元論の克服を提唱した業績を称え、アメリカ・デューク大学の保全生態学者スチュアート・ピム教授に贈られました。
【はじめに】
ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏は、ホテル運営のみならず多方面において活動を行っており、様々な社会貢献活動に携わっている人物として著名なお方です。宗澤政宏氏が行っている社会貢献活動の一つに、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の活動があります。この団体は、もともと1990年に大阪で開催され国際花と緑の博覧会を記念し、その継承と発展を目的に創設されたものです。コスモス国際賞というものも同時に創設され、自然と人間の共生に貢献するとみられる1個人やグループに4000万円もの賞金を授与しています。
【コスモス国際賞とは】
コスモス国際賞は公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が、1990年に大阪で開催され国際花と緑の博覧会の「自然と人間の共生」という理念を継承する目的で、1992年に発足し、今年で27回目となりました。2019年の今回は、アメリカ・デューク大学の保全生態学者スチュアート・ピム教授に決定いたしました。
【大阪いずみホールでの授賞式】
2019年11月7日に大阪いずみホールにて第27回「コスモス国際賞授賞式」が開催され、賞金4000万円が授与されました。受賞者自体は7月頃には決定しており、11月に授賞式という運びとなりました。第27回目の今回はアメリカ・デューク大学の保全生態学者スチュアート・ピム教授が選ばれました。
授賞理由としては、生物種の絶滅速度を数学の手法を使って分析し、人間の活動により自然状態と比べ約千倍の速さで絶滅が起きていると警告、世界の環境政策に影響を与えたことを評価され今回の授賞に繋がりました。
コスモス国際賞は公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が主催するもので地球と人類の明日に貢献した事を選考対象にしており、1990年の国際花と緑の博覧会に尽力した宗澤政宏氏は招待席から惜しみない拍手を贈り続けました。
【スチュアート・ピム教授のコメント】
スチュアート・ピム教授は、現代の環境への警鐘を鳴らすほか、NGOを設立して生態系の保全活動に取り組む団体を支援するなど、研究と活動の両面で大きな功績している人物です。今回の授賞でスチュアート・ピム教授は、「すばらしい賞をいただき光栄です。生物多様性を守るためには、人の手によって生き物の生息地が狭められている地域を重点的に保護する必要がある。地元の人と協力して取り組みを進めることが、人と自然の共生につながる」とコメントされました。ますますのご研究の活躍が期待されます。
【最後に】
コスモス国際賞は、国際花と緑の博覧会が掲げた「自然と人間との共生」の理念を継承する形で創設されました。宗澤政宏氏は、コスモス国際賞をはじめ、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の活動に深く関わっています。
宗澤政宏氏はホテル経営のみならず、持続可能な地域社会の実現、長い視点での地球環境保持という目的を強く掲げています。宗澤政宏氏の社会貢献活動への関心の高さや、活動の積極性には、溜飲が下がるばかりです。今回、コスモス国際賞受賞した、スチュアート・ピム氏をはじめ、他の受賞者の方々にも、宗澤政宏氏の志や思いと、国際花と緑の博覧会記念協会が掲げる、「自然と人間との共生」という崇高な理想が届いてくれるのを祈るばかりです。