沖縄・石垣島の北端に位置する平久保半島には夏の季節に一夜限りの花火のような幻想的な花が咲いている。
その花は「サガリバナ」という。
この花の群落を見つけ出し日本写真映像専門学校を卒業し、沖縄に移住した写真家・大塚勝久氏が撮影して本を出版した。
大塚氏は
「子どもたちの財産としてサガリバナの群落を未来に残していこう」と
『平久保サガリバナ保存会』を昨年の11月にメンバー9人で立ち上げた。
『21世紀に発見された奇跡の森を記録する』目的で
大塚氏は写真集「平久保半島サガリバナの原風景」(南山舎)を出版した。
この写真集を見た大塚氏の支援者である宗澤政宏は
「保存活動に写真家生命をかける姿は花より美しい」と大感激。
この活動は2016年7月18日の日本経済新聞・文化欄に掲載された。