宗澤政宏がお届けする、社会貢献に関する紹介

日本写真映像専門学校を卒業した人々③

【要約】

宗澤政宏氏が運営に携わっている日本写真映像専門学校は長い歴史の中で数多くの人材を輩出してきました。

今回は素晴らしい卒業生のなかから、村山玄子さんと平尾伸也さんにスポットライトを当てます。

 

【はじめに】

全国でリゾートホテルを展開しているダイヤモンドソサエティの代表・宗澤政宏氏は日本写真映像専門学校の運営にも携わっています。

 

前回・前々回に引き続いて、そんな日本写真映像専門学校が輩出した素晴らしい卒業生をピックアップして紹介したいと思います。

 

 

【日本写真映像専門学校の卒業生・村山玄子さん】

杉山玄子さんは愛知県豊田市生まれのフォトグラファーです。

日本写真映像専門学校を卒業後、原宿スタジオで勤務し、その後、フリーアシスタントを経て現在は、お料理、お菓子、インテリア、雑貨、人物などを中心に、広告、雑誌、ウェブ等でとして活動している方です。

 

女性らしい感性から生まれる「温かくて懐かしい」雰囲気の写真が特徴の杉山さんの代表作が、「合わせて100歳写真館」です。

これは杉山さんの出身地・豊田で開催されている撮影会で、被写体は年齢の合計が100歳以上になる家族が対象、自然とこぼれる笑顔を通じて、改めて家族の大切さなどを感じてもらおうとの狙いが込められているそうです。

 

杉山さんが20歳まで暮らしたふるさとである豊田市の山間部を中心に、村山さんが家族の肖像写真を撮影するようになったのは2013年夏から。

「たくさんのことを教えてくれた松平地区に感謝の気持ちを込めて」

と撮影を企画したそうです。

とはいっても、最初はレンズを向けても恥ずかしがって、なかなか撮影に応じてもらえなかったそうです。

それならば、と子どもや孫も一緒にフレームに収めることを思いついたそうです。

田舎で暮らす表情豊かなお年寄りたちは杉山さんが写真家を目指すきっかけになった感性の原点で、温かく、懐かしい感覚は仕事をするうえで重要な要素になっているとのこと。

 

2015年には市教育委員会が地域密着型の芸術やイベントを支える「とよたデカスプロジェクト」に採択され、撮影範囲を都市部にまで広げ、市内中でシャッターを切りました。撮影を希望する家族たちは、一生の記念として2人でフレームに収まる老夫婦や、妊娠した娘を温かく見つめる両親、4世代の10人以上が和気あいあいと並んだ大家族…など多岐に渡ります。

いずれも参加者から、幸せな笑顔を写真に残すことで、家族の絆を改めて実感したいという気持ちが伝わってきます。

これからも杉山さんは、写真を通してみなさんに幸せを届け続けることでしょう。

 

 

【日本写真映像専門学校の卒業生・平尾伸也さん】

平尾さんも、日本写真映像専門学校の卒業生のひとりです。

平尾さんは宮崎県で育ち、大学卒業後は高知県で測量や設計の仕事をしていましたが、子どもが生まれるのを契機に、奥さんが住む、奈良県明日香村へ移住。

そこで、義父が営んでいた写真館を手伝っていたところ、徐々に写真への興味が湧き、日本写真映像専門学校へ入学しました。

 

そんな平尾さんが卒業制作として選んだテーマは、「明日香村の住職」。

偶然が重なって明日香村に移住した平尾さんがこのテーマを選んだのは、「地域とかかわりのある人を撮りたかった」からだそうで、撮影には20人の住職が協力してくれたといいます。

参道の石畳、遺跡、本堂など、各寺の「らしさ」を表す場所を背景に選び、住職の自然な表情を撮影しました。

「ふだん人の悩みを聞いているからか、住職さんたちの表情は温かく、撮っていてこちらが落ち着く優しさを持っていた」

と撮影を振り返った平尾さん。

写真家人生を明日香村で歩み出した瞬間でした。

 

 

【最後に】

日本写真映像専門学校では、生徒ひとりひとりの特徴にあった指導をおこなっているため、その卒業生も多様な特徴を持つ個性豊かな人々ばかりです。

これも、宗澤政宏氏が掲げた適切な教育方針のおかげではないでしょうか。