宗澤政宏がお届けする、社会貢献に関する紹介

日本写真映像専門学校を卒業した人々⑱

【要約】

この記事では、宗澤政宏氏が運営に携わっている日本写真映像専門学校の卒業生の活躍をご紹介しています。

 

【はじめに】

宗澤政宏氏が運営に携わっている日本写真映像専門学校は、長年にわたって写真界に数多くの優秀な人材を輩出してきたことで知られています。

 

今回も、過去の記事に引き続いて、そんな日本写真映像専門学校の卒業生のなかからピックアップして、その方の活躍をご紹介していきます。今回ご紹介するのは、浅田政志さんです。

 

【浅田さん 母校で講演会を開く】

津市出身で、東京を中心に活動している浅田政志さんが、母校の津市立橋南中学校(津市上弁財町津興)で講演をおこないました。

自身の体験を交えて、家族や友人の大切さなどを生徒やPTA関係者ら約600人に向かって熱弁。講演には、浅田さんの中学時代の友人で会社員の若林さんも同席し、2人で中学生時代の思い出を語り合いました。

浅田さんは「高校生まで家族が近くにいるのが当たり前で、気付きませんでしたが、自分を支えてくれる家族はとても大切で、ありがたい存在です」などと話し、生徒に対し、家族への思いを手紙につづり、渡すよう呼び掛けました。

 

また、生徒に夢を聞いたうえで「結果を求めず、夢を追ってください。今から夢を持っていればかないます」とも話しました。生徒から初めて撮った写真を尋ねられた浅田さんは「中学時代の友人」と答え、「中学時代の友人は一生、忘れない。(卒業後も)どこかでつながっている友達になってください」などと返答しました。講演会後には浅田さんと参加者全員で校庭で記念撮影をしたそうです。

 

【北九州モノレールを舞台に写真撮影】

写真家と被写体となる人が協力し、日常とはまるで違う光景をつくって撮影するというパフォーマンスが2013年、北九州市でおこなわれました。舞台になったのは北九州モノレールの車内。いつもの見慣れた通勤・通学風景が、摩訶不思議な舞台に一変しました。

 

企画したのは北九州芸術劇場で、北九州演劇フェスティバル2014の事前イベント。「北九州の魅力的な風景をドラマチックに演出し、写真に残そう」との狙いで始まったそうです。撮影を手がけたのは、「写真家の芥川賞」を受賞した浅田政志さん。今年のテーマは「一風変わった出勤風景」。北九州、福岡、下関の各市から会社員や小学生ら男女21人が公募に手を挙げるなどして参加しました。

 

北九州モノレールの企救丘駅(小倉南区)ホームに止められた車両を舞台に、ごく普通の出勤風景が小悪魔のいたずらで不条理な風景に一変。そして魔法が解かれると、乗客は驚き、戸惑う――。そんなストーリーで写真は撮影されました。

 

真面目そうなOLが座席に寝転んで銚子をかたむけたり、車両の床に置かれたちゃぶ台を挟み親子げんかが勃発したり、シュールでどこかおかしみを感じさせる風景が出現。「被写体になった人々が役者で、風景を一つの舞台に仕立てると考えれば、これも一種の演劇」という趣向でした。

 

浅田さんは写真を一枚撮影しては、被写体のひとり一人と姿勢や表情などについて話し合い、完成品を仕上げていきました。撮影の後、参加者は場所を移し、大きなスクリーンを見ながらさらに点検。ひとり一人の表情やドラマがくっきりと浮かび上がると、「おおーっ」と歓声が上がったそうです。

 

被写体になった小倉南区の女性は「モノレールも演劇も大好きなので、これは!と思い参加した。ストーリー性のある写真を撮影する機会はないので楽しかった」と話してくれました。撮影された写真は演劇フェスティバルのポスターやパンフレットに使われたそうです。

 

【最後に】

宗澤政宏氏が運営に携わる日本写真映像専門学校は、これからも優秀な写真家を輩出しつづけることでしょう。宗澤政宏氏の今後の活躍にもご期待ください。