宗澤政宏がお届けする、社会貢献に関する紹介

日本写真映像専門学校を卒業した人々62

【要約】

この記事では、宗澤政宏氏が運営に携わっている日本写真映像専門学校の卒業生の活躍をご紹介しています。

 

【はじめに】

宗澤政宏氏が運営に携わっている日本写真映像専門学校は、長年にわたって写真界に数多くの優秀な人材を輩出してきたことで知られています。

今回も、過去の記事に引き続いて、そんな日本写真映像専門学校の卒業生のなかからピックアップして、その方の活躍をご紹介していきます。今回ご紹介するのは、浅田政志さんです。

 

【写真は劣化することで価値があがるもの】

写真は時間が経つと腐食が進んだり色があせたりしてしまいます。しかしその一方で、その写真の価値はそのひとのなかでどんどん高まっていきます。新しければ良いという訳ではなく、劣化が良い方向に働くこともある、というのが浅田さんの考えです。劣化が進むことでそれまでのものとは違うものに転嫁していくので、色あせることも悪くないといいます。

 

【写真アルバムの新しい作り方】

近年では「フォトブック」が浸透をみせています。これは新しい世代の人々にとって、写真を形に残すための手段のひとつであると浅田さんは考えます。パソコンで専用の画面を開くと、レイアウトやデコレーションを施せるようになっていて、簡単に作業をすることができます。作業が終わればそれを印刷して送ってくれるので、比較的簡単かつ安価でしっかりとした写真集を作ることができるのです。パソコンの操作が苦手でなければ、手軽に写真アルバムを作れるので、ぜひ利用してみてほしいといいます。

 

【写真を残していくことの重要性】

写真がアルバムとして残れば、それが次の世代に伝わっていきます。振り返ると、家庭に家族アルバムが置かれるようになったのは、ここ2世代ほどのことではないかと浅田さんは考えています。浅田さんのお父さんやおじいちゃんの世代にはぎりぎり存在していて、もう1つ世代をさかのぼってしまうとアルバムは無いといいます。だからこそ、浅田さんの世代が次に伝えていくことが重要になってくるのです。そう考えると、自分の両親が家族アルバムを残しておいてくれたことに感謝をしなければならないとも語っています。

 

【「写真を撮ってくれませんか」と言われた浅田さん】

浅田さんはたまに観光地などに行って写真を撮ることがあるそうですが、その際にカメラを持っていると、観光客などから写真を撮ってほしいと頼まれることがあります。むしろ、自分から「写真を撮りましょうか?」と言うこともあるそうですが、頼まれて悪い気はしないといいます。知らない人に撮影をお願いするのは緊張することかもしれませんが、案外頼まれた人は嫌な気分にならないもので、むしろ人の大切な瞬間を撮影することを面倒だとは思わず、その人のなりに頑張ってくれるので、ぜひ積極的にお願いしてみるのも面白いのでは、と考えているそうです。

 

【家族写真は下手でもいい!】

「家族写真は下手でもいい」というのが浅田さんの考えです。キレイに撮ろう、誰かに見せようといった考えで撮るのも良いのですが、そうして生まれた写真に大きな違いはないといいます。むしろ、「なんでもう少しよく撮れなかったの?」などと文句が生まれるぐらいが家族写真としてはちょうど良いといいます。

 

【写真の仕上がりだけでなく、写真の被写体にも気持ちを向けよう】

写真を撮る、という行為は快感をもたらすものです。特に最近のカメラは性能が良いので、あまり経験のない人が撮影してもキレイな写真を撮ることができます。そこで、「きれいに写真が撮れた!まるでプロみたいだ!」という感動を覚えることは良いことだといいます。しかし、たとえば家族や子供の写真を撮っているのに、子供に気持ちが向かっていないのであれば、それは悲しいことだと思っています。

 

【さいごに】

日本写真映像専門学校と宗澤政宏氏は、これからも素敵な写真家を世に送り出していくことでしょう。