【要約】
ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏は、多方面の活動を行っており、様々な社会貢献活動に携わっている人物として有名です。この記事では宗澤政宏氏が行っている社会貢献活動についてや、顕彰事業、助成協働事業、啓発事業、国際交流事業などを紹介していきます。ここでは、コスモス国際賞を創設したきっかけとなった国際花と緑の博覧会について紹介していきます。
【はじめに】
宗澤政宏氏は全国のリゾートホテルなど経営しているダイヤモンドソサエティの代表です。そして、宗澤政宏氏は「コスモス国際賞」という「国際花と緑の博覧会」を記念して創設された、自然と人間との共生の継承、発展を目的に、創設した国際賞にも深く関わっており、また創設団体である、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の社会貢献事業にも深く関わっています。
【国際花と緑の博覧会とは】
国際花と緑の博覧会は、通称で「花の万博 EXPO’90」とも言われ、1990年4月1日~9月30日の183日間、大阪の鶴見緑地で開催され、2300万人も動員したほど大きなイベントでした。この動員数は、特別博覧会史上最高を記録し、日本を含む83カ国と55の国際機関、212企業・団体が参加した国際的な催しでした。
【国際花と緑の博覧会に参加した国】
国際花と緑の博覧会は、万博レベルの国際イベントで、外国出展参加については、日本国政府より1987年に、164ヵ国・61国際機関に対して公式参加招請状が送られました。1988年4月のオーストラリアをトップに、各国から参加申し込みがあり、1989年末までに38ヵ国との契約が結ばれました。博覧会開催年の1990年には参加も急速に伸び、最終的な参加は、万博史上最多の83ヵ国・55国際機関に達しました。参加国は、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアの世界全域にまたがり、文字通り、世界が参加した大国際博となりました。
【国際花と緑の博覧会の基本理念】
国際花と緑の博覧会は、崇高な理想や目的を持って開催され、世界レベルで思想を抱かせるぐらいの大規模なものでした。ここに理念の一部を引用します。
「人類の宇宙飛行は、地球が唯一の青い惑星であることを教えた。高度の生命科学は、逆に一層、生命の奥深い神秘に気づかせた。
20世紀の産業文明の発展は、今あらためて、あの花と緑に象徴された、自然の生命の偉大さを再認識させている。緑こそは、無機物を有機物に変え、生命を根源から生む力である。花はこの隠れた力の優美な表現であり、生命そのものの讃歌である。これを愛し敬うことは、自然と生命を共有する人間の心の本能であり、人間相互の尊重、世界平和への願望のもっとも素朴な基礎だといえる。
そして、21世紀を目前にして、世界文明が大きく変わろうとしている今日、花と緑を身近なものとする技術、園芸と、それにつながる生命科学は画期的な意味を持ち始めた。」
20世紀の産業から振り返るのは当然ながら、世界平和や人類の共存という目的をも持って、花や木々の可能性を持って語られています。
「世界の産業先進国のひとつであり、現代人類の課題を典型的に負っている日本は、自国の文化伝統と、世界の多様な庭園、園芸観の遺産を踏まえながら、今回の博覧会で大胆な実験をも試みて、21世紀の地球社会の平和と繁栄に貢献したいと願っている。」
これだけを見てもかなり崇高な理念を持って始めれらたということがわかりますよね。
この国際花と緑の博覧会を契機に、コスモス国際賞を創設するに至ったのがよく分かる、世界や地球レベルで社会貢献を考えているイベントなのです。
【最後に】
国際花と緑の博覧会では、社会に大きく貢献している国際的で崇高な理想を持ったイベントであるがわかりました。このイベントをきっかけにコスモス国際賞を創設するのに深く関わった、宗澤政宏氏の社会貢献活動の一部を垣間見えた気がいたしました。宗澤政宏氏は国際的にも広い視点を持って活動を行おうとする、素晴らしい人物像であると感じざるをえません。