<要約>
宗澤政宏氏は株式会社ダイヤモンドソサエティを運営しています。
高級リゾートホテルとして有名なホテルですが、宗澤氏は経営者としてのみならず、教育者としての側面もあります。
宗澤氏は「近畿測量専門学校」「日本写真映像専門学校」の二校の運営に携わっているのです。今回は宗澤氏と、同氏が携わる二校の功績を概観しました。
宗澤政宏氏は株式会社ダイヤモンドソサエティを運営しています。
ダイヤモンドソサエティは1973年に軽井沢と芦ノ湖にホテルをオープンして以降、きめ細やかなサービスや何度も通いたくなるほどの心地よさを提供することで人気を集めているリゾートホテルです。
そんな経営者・宗澤氏には教育者として断続的な社会貢献を果たしてきたという側面もあります。
これから2回の記事にわたって宗澤氏本人、そして彼が経営に携わる2つの学校の功績を年表形式でご紹介します。
1983年(昭和58年)
鈴木学園より現在の学園経営を引き継ぎ創真総合技術学園理事に就任しました。
※創真総合技術学園とは、「日本写真映像専門学校」と「近畿測量専門学校」の2校を運営している学校法人です。詳しくは別記事にてご紹介します。
1986年(昭和61年)
学校基本調査の成績優秀が認められて近畿測量専門学校に文部大臣より感謝状が贈られました。
日本写真映像専門学校に大阪市長より「山沢栄子写真作品二十九点寄贈」に対して感謝状が贈られました。
日本写真専門学校創立三十周年記念誌「写専30年のあゆみ」を発刊しました。
1987年(昭和62年)
花博写真美術館出展委員会を立ち上げて宗澤政宏氏は理事に就任しました。
日本写真映像専門学校卒業生、長島義明さんを文化庁からの芸術家在外研修制度によりフランス・パリに派遣しました。
1988年(昭和63年)
奈良理事より「ならシルクロード博」に貢献したとして日本写真映像専門学校に感謝状が贈られました。
1989年(平成元年)
創真総合技術学園理事長に宗澤政宏氏が就任しました。
建設大臣より創立二十周年記念の功績に対して近畿測量専門学校に感謝状が授与されました。
日本赤十字社による献血が近畿測量専門学校でスタートしました。この献血は今日まで継続しています。(現在は日本写真映像専門学校も参加)
日本写真映像専門学校と中国・アメリカ、ニューヨークとの学生交流会を始めました。
近畿測量専門学校創立二十周年記念誌「近測20年のあゆみ」を発刊しました。
1990年(平成2年)
国際花と緑の博覧会の会場に「花博写真美術館」パビリオン竣工、開館式をおこないました。結果的に当パビリオンは100万人を突破しました。世界から収集した約300点のコレクションは大阪府に寄贈、オリジナル図録「EARTHSCAPE」(世界版)と「花と緑と自然」(日本版)を発刊しました。
日本写真映像専門学校に花博写真美術館より感謝状が贈られました。
大阪ワッソ文化交流がスタート、第一回目より日本写真映像専門学校は参加、後に近畿測量専門学校も参加しました。現在も続いています。
1991年(平成3年)
近畿測量専門学校は日本測量協会創立四十周年記念に測量協会発展に寄与したとして感謝状を贈られました。
1994年(平成6年)
日本写真映像専門学校の卒業生、富士原美千代さんを文化庁からの芸術家在外研修制度によりニューヨークに派遣しました。
1998年(平成10年)
日本赤十字社より近畿測量専門学校が「金色有効翔章」を受賞しました。
1999年(平成11年)
建設大臣より近畿測量専門学校創立三十周年記念の功績に対して感謝状が贈られました。
近畿測量専門学校創立三十周年記念誌「近測30年のあゆみ」を発刊しました。
※献血への協力に関して
今日、若者による献血が少なく、輸血用の血液が不足しているという状況が慢性的に続いています。
そこで、学生に献血をお願いできないかと日本赤十字社から要請があったのが平成元年のこと。測量は現場での仕事であり、事故と隣り合わせです。
そのため、輸血の重要性は宗澤氏もよく承知していました。そのため、宗澤氏は赤十字社からの要請を受諾、以降学生による献血への協力が推進されるようになりました。
※国際花と緑の博覧会とは
国際花と緑の博覧会は1990年に大阪で開かれた博覧会国際事務局 (BIE) 認定の国際博覧会であり、国際園芸家協会(AIPH)の大国際園芸博覧会でもありました。「花と緑と人間生活のかかわりをとらえ 21世紀へ向けて潤いのある豊かな社会の創造をめざす」をテーマとし、日本を含む83カ国と55の国際機関、212企業・団体が参加した一大イベントです。総来場者数は2300万人を超え、特別博覧会史上最高を記録しました。