宗澤政宏がお届けする、社会貢献に関する紹介

第29回コスモス国際賞

【要約】
ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏が、深く関わっている社会貢献活動の一部である公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が創設したコスモス国際賞に、感染症のリスクと生物の多様性との関連を実証的に示した、アメリカ・バード大学の生態学者、フェリシア・キーシング氏に贈られました。

【はじめに】
ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏は、ホテル運営のみならず多方面において活動を行っており、様々な社会貢献活動に携わっている人物として著名なお方です。宗澤政宏氏が行っている社会貢献活動の一つに、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の活動があります。この団体は、もともと1990年に大阪で開催され国際花と緑の博覧会を記念し、その継承と発展を目的に創設されたものです。コスモス国際賞というものも同時に創設され、自然と人間の共生に貢献するとみられる1個人やグループに4000万円もの賞金を授与しています。

【コスモス国際賞とは】
コスモス国際賞は公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が、1990年に大阪で開催され国際花と緑の博覧会の「自然と人間の共生」という理念を継承する目的で、1992年に発足し、今年で29回目となった。当時の博覧会会場に写真パビリオンを創設した宗澤政宏氏も創設以降、この誉れ高いコスモス国際賞授賞式に招待されることになっている。2022年の今回は、アメリカ・バード大学の生態学者、フェリシア・キーシング氏に決定した。

【コスモスの由来】
賞の名称「コスモス」は秋桜が咲き乱れる会場を最後に閉幕した国際花と緑の博覧会を記念する意味と花の万博の理念「自然と人間との共生」の考え方につながる「秩序ある宇宙」(Kosmos)を示す。

【コスモス国際賞授賞式】
昨年はコロナ禍により授賞式が中止となったが、今年は2022年11月13日に東京大学・安田講堂で、第29回が再開され、例年通り招待状が届き、宗澤政宏氏も列席した。厳粛で気品高い雰囲気の中、パイプオルガンの演奏とともに開式された。

【フェリシア・キーシング氏】
フェリシア・キーシング氏は、自然生態系を構成する生物の種多様性とそこに存在する人獣共通感染症病原体が人間社会へ伝播することのリスクとの関係性を、様々なフィールドにおける調査に基づいて研究してきた生態学者。

【今回の受賞】
受賞理由として、生物の多様性と人獣共通感染症病原体の伝播リスクとの関係を、実践的な調査研究により解明したことを評価された。
近年発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の地球規模での感染拡大は、人類社会に未曽有の混乱をもたらし、生活や経済に莫大な影響を与えた。このような地球規模での健康上の危機を経験して、我々は、人間と野生生物との関係の在り方を根底から見直す必要があることを認識するに至ったが、フェリシア・キーシング氏は、自然生態系において、種多様性が減少することにより、新興感染症や再興感染症の脅威が増すことを早くから指摘してきた。

【最後に】
コスモス国際賞は、国際花と緑の博覧会が掲げた「自然と人間との共生」の理念を継承する形で創設されました。宗澤政宏氏は、コスモス国際賞をはじめ、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の活動に深く関わっています。
宗澤政宏氏はホテル経営のみならず、持続可能な地域社会の実現、長い視点での地球環境保持という目的を強く掲げています。宗澤政宏氏の社会貢献活動への関心の高さや、活動の積極性には、溜飲が下がるばかりです。今回、コスモス国際賞受賞した、フェリシア・キーシング氏をはじめ、他の受賞者の方々にも、宗澤政宏氏の志や思いと、国際花と緑の博覧会記念協会が掲げる、「自然と人間との共生」という崇高な理想が届いてくれるのを祈るばかりです。