【要約】
ダイヤモンドソサエティの代表である宗澤政宏氏は教育者としての側面も兼ね備えています。
この記事では宗澤政宏氏が関わっている近畿測量専門学校について紹介します。
【はじめに】
宗澤政宏氏は全国でリゾートホテルを経営しているダイヤモンドソサエティの代表です。経営者としての功績は疑う余地がありませんが、宗澤政宏氏はその他にも教育者としての側面も兼ね備えています。
以前の記事では日本写真映像専門学校について紹介しましたが、今回からは宗澤政宏氏が関わっている近畿測量専門学校について紹介します。
【測量ってなんだろう】
測量といえば、「街中で何かを覗いている」というイメージでしょう。
しかし、測量の仕事はこれだけではありません。
例えば、カーナビやスマートフォンに組み込まれた電子地図の作成や、ライフラインを敷設するための調査・設計などがあります。
測量とは「いのちと生活につながる地図を作ること」が仕事なのです。
このような仕事ですから、「確かな技術を持つ人」にやってほしいものです。
「確かな仕事をもつ人」であることを証明するのが国家資格なのです。
近畿測量専門学校は、この国家資格を無試験で取得できる全国でも珍しい専門学校です。
【測量の必要性と未来】
どうして社会で測量が必要なのでしょうか?
ひとつ目は、「地球が生きている」から。生活の中で実感することはほとんどありませんが、地球は常に動いています。
時に、地震という形で生活に大きな影響を与えます。
ふたつ目は、「人間が生きている」から。
より豊かで便利な生活のためには、まず安心して暮らせる場所が必要です。
だから、測量は常に欠かすことのできない仕事なのです。
高度経済成長期に建設された道路・鉄道といった都市基盤の老朽化、地震・津波被害の防止・抑制やスポーツイベントの開催など、なにかをはじめるときはまず測量から始まります。
未来を作るのは、測量からなのです。
【測量の仕事内容】
・実測
トータルステーション、レベルやGPS/GNSS測量機といった測量機械を用いて測量作業をおこない、地図を作製する職種です。多くの場所でおこなわれており、仕事量が最も多いことが特徴です。
・補償業務管理士
道路や公園といった公共施設の建設のための土地の取得と建物の移転による損失補償を専門とする職種です。不動産や住宅関連など幅広く活躍できることが特徴です。
・土地家屋調査士
土地家屋調査士は測量と登記の専門家です。土地や建物の形状を測量して図面を作成し、役所にその状況を届け出ることで権利関係を明確にし、財産を守ります。
・航測
飛行機に取り付けたカメラで撮影した写真を使って測量をおこない、地図を作製する職種です。測量範囲が広いため、CADやGISといったコンピュータソフトを使った仕事が多いのが特徴です。
・コンサルタント
コンサルタントとは、測量業務と設計業務を一貫しておこなう職種です。測量成果を用いて施設建設に必要な工事の内容やその量を計算します。
・公務員
国・地方自治体で働く公務員は、暮らしやすい都市計画・まちづくりや市民の生命・身体・財産を守る防災計画の企画・立案のための測量を計画します。
【近畿測量専門学校の2つの学科】
近畿測量専門学校には2つの学科が設置されています。
「測量専門学科」と「情報測量学科」の2つです。
詳しくは次回の記事に譲りますが、各々特色のあるカリキュラムを用意して、未来の測量人を育成しています。
【最後に】
ということで、今回は測量とは何なのか、測量を学ぶことでどのような仕事が出来るのか、などを紹介してきました。
次の記事では近畿測量専門学校にある2つの学科の具体的なカリキュラム等を紹介します。